なあんにもしない・・
先日myonさんからいただいた「深重の海・闇の蛟竜:津本陽」を読み終えました。廃れ行く古式捕鯨にまつわる悲劇を書いた作品ですが、熊野周辺にも同じように古式捕鯨が存在していたことから、何か胸に迫るものを感じながら一気に読んでしまいました。それに、myonさんも言っていたとおり、この地方の地名が随所に出てくるのでその情景が目に浮かび、まるで自分自身が主人公の「刃刺」になったような気分になってしまいました。
早朝、Mさんの定置網が網入れ後初水揚げということを聞いていたので、磯崎港へ出かけました。前出の本を読んだ後だったので、気分はすっかり網元気分。7時半頃沖に見えた船は喫水を大きく沈めていて、大漁を予想させる雰囲気です。接岸するとすぐにMさんは「氷が足らん!」と一言。「いわしばっかしやけどにゃ」と言いながらも、最初の漁から大漁で機嫌は上・・と思いきや、仕分けに時間がかかるのに金額は上がらないということから、今一元気がありませんでした。6tほどのウルメイワシがそのほとんどでしたが、kgあたりどれくらいになるんだろうと、気分は網元?としてはその値のほうが気になります。
少し手伝って(邪魔をして)小アジとウチワを貰って帰ってきました。ウ(チワ・・??って??、この地域では「馬面ハギ」のことをウチワって言います) もちろん夕食はウチワがメインの水炊き。いやいや熊野に生まれてよかった。
そうそうanhiroshiさんのお店にも近々鰯を送ります。今日と思ったのですが、休業日にかかってしまいますので後日にします。少々お待ちください。
うん・・?・・今日はなあんにもしない日のはずだったのに・・・